肩こりは肩が張り痛みを覚えたり、肩が重く感じられたり頭まで痛くなってくることが代表的な症状に挙げられます。また首筋から背中に掛けて痛くなったり、吐き気やめまいを伴うことがあるのも特徴です。目の奥が痛む、集中力が低下して何も手につかない、そういう症状に発展することも珍しくないといえます。中には倦怠感を伴ったり、腕から先がしびれるといった症状も、肩こりを切っ掛けに引き起こされることがあります。

肩こりの原因については、結局のところは血行不良にいきつくわけですが、引き金となる原因はいくつも存在します。1つは運動不足や姿勢の癖で、座りっぱなしやうつむきがちになる、デスクワークやスマホの使用があてはまります。それからストレスも肩こりを引き起こしたり悪化させる原因になりますし、目の疲れから肩の痛みに発展することもよくあります。運動不足は筋肉量の低下を招きますし、ストレスは自律神経を乱れさせますが、どちらも血行を悪化させる原因です。

しかし、肩こりの原因については肩の関節に異常が生じていたり、頚椎症や椎間板ヘルニアから痛みが起こるケースもあります。内臓疾患が隠れていることもあるので、慢性化していたり一向に改善されない場合は、一度診当院へご相談していただいた方が安心かと思います。